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導入事例
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株式会社ジェーシービー [KDDI顧客:導入事例]

URLhttp://www.jcb.jp

  • 設立1961年1月25日
  • 本社日本・東京
  • 主要事業クレジットカード
  • 配信エリアグローバル配信/海外
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お客様の声

昨夏に現地インフラ業者より突如サービス終了の通知を受けました。そこで、また同様の事態発生を避け、日本へのサーバ移設を決めました。中国向け配信は、レスポンス遅延、接続不安定などが懸念され、配信の安定性が最も重要です。KDDIグループはこの点で、現地に自社インフラを保有し、しかもそれが冗長化されており、リスクヘッジを最重要課題とする我々にとっては最善のサービスと判断しました。

ブランド事業統括部門 山田様談

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はじめに

日本におけるクレジットカード事業のパイオニアであるジェーシービー社。2011年には創立50周年を迎え、国内クレジットカード会社で唯一の国際ブランド「JCB」は、グローバル展開において新たな局面を迎えていました。今回、中国向けコンテンツの配信体制を日本国内に集約するにあたり課題とされた「接続の不安定さ」と「レスポンス遅延」をKDDIグループが提供するKDDIグローバルコンテンツアクセラレーター「コンテンツ・アクセラレーション」と「チャイナ・アクセラレーション」の導入により解決し、KDDIグループの万全な支援体制により、短期間でのサーバ移設に成功しました。

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導入の経緯

1.中国国内に独自インフラを有するKDDIグループのCDNサービスを採択し、日本からのコンテンツ配信を実現

半世紀以上に亘り、日本におけるクレジットカード事業のパイオニアとして常に業界を牽引してきたジェーシービー社。そのブランド名「JCB」はいまや日本のみならず世界的にも確固たる存在感を示すに至っています。特にアジアにおいては、日本国内会員の海外出張や旅行頻度の増大に伴い、現地でのカード発行、提携先の拡充に力を入れるなど現地でのサービス力向上には余念がありません。中国もその例に漏れず、カード発行元となる金融機関に向けたBtoBに力点を置き、中国向けホームページを展開しています。

「中国への展開に際しては、現地拠点が主体となり、コンテンツ制作と配信環境を整備してきた経緯があります。そんな中、昨年の夏ウェブサーバを保守管理していた現地業者より、サービス終了の通知を受けました。急遽対応方針を検討したものの、現地で代替業者を探すとなると、同じような事態が再発する危惧もあります。そこで思い切って日本国内にサーバを移設する方向にて検討を行いました。最も重要視した点は、コンテンツ配信の安定性です。日本から中国向けの配信では、レスポンスの遅延はもとより、接続が不安定になることが懸念されます。KDDIグループはその点で、現地に独自の高速インフラを保有しており、しかもそれが冗長化されていますのでリスクヘッジを最重要課題とする当方にとっては最善のサービスと判断しました。」
と語るのは、JCBブランドサイトのインフラを統括管理する山田氏。中国本土に25カ所以上の独自配信プラットフォームを有することが選定の決め手となりました。

2.多重化されたエッジサーバを経由させ、伝送路に応じて通信プロトコルを最適化することで、高速で安定したコンテンツ配信を実現

日本から中国にコンテンツを配信する場合、配信遅延の解消も大きな課題となります。これに対しKDDIグループが提供するCDNサービス“KDDIグローバルコンテンツアクセラレーター”は、キャッシュ配信のための「コンテンツ・アクセラレーション」と中国向けにさらにこれを強化した「チャイナ・アクセラレーション」に分けられます。前者は、画像・動画などのキャッシュ可能な静的コンテンツを、世界各地に分散配備しているエッジサーバから配信することで、ホームページの表示を高速化させるサービスです。これによりエンドユーザは自分に一番近いサーバからデータを取得できるため、わざわざ遠く日本にあるオリジンサーバまでデータを取りにいく必要がなくなります。また、エッジサーバ群は冗長化(多重化)されているため、突発的なアクセス増の際にも安定した配信が可能です。また、チャイナ・アクセラレーションでは、ウェブパフォーマンスが低い中国向けに更なる対策が講じられています。

「移設先となる日本国内サーバ会社からも遅延が生じることは指摘されていました。しかしそれはサーバスペックを上げることでは解消できませんでした。導入したサービスでは、配信元のサーバ負荷を下げるというメリットも得られ、プラットフォームにとっても効果的な手段となりました。」
と山田氏は評価しています。オリジンサーバの負荷を平準化・軽減化できることも当サービスの大きな利点です。

3.必要な法的手続きや試験運用、さらには導入後の監視体制までをトータルにサポートし、短期間での移設と安定運用を実現

実際の移設に際しては、期待値と実際の配信スピードとのギャップが懸念されました。そこで、試験運用期間にて、サービス料の有無により、改善効果がどのぐらい得られるかを想定しました。結果は、数度のテストすべてにおいて、良好な改善効果が立証され、体感上のレスポンスも中国国内からの配信と比較して遜色がないことが実証されました。また移設対象のサイトは、中国国内でのコンテンツ配信に必要なICPライセンスの取得が必要となりますが、この取得支援もKDDIグループの現地法人が適切に対応し、短期間の移設作業を滞りなく完遂しました。

山田氏はKDDIグループのパフォーマンスをこう評価しています。
「ICPライセンス取得の際には、KDDIグループの担当者に大変お世話になりました。導入後の保守体制についても、KDDIグループの現地法人が中国のインターネット管理体制や規制状況をモニターしてくれるので、運用時のリスク対策と言う側面でも安心してお願いできます。」

KDDIグループのハード/ソフト両面からの包括的なサービスが、ジェーシービー社の中国展開をよりいっそう加速させています。

次の戦略

真のグローバルブランドとして情報発信体制の強化に取り組む

ジェーシービー社では、国際ブランディング戦略の一貫として、海外向けホームページのコンテンツ、配信インフラの最適化に取り組んでいます。コンテンツについては、グローバルでのブランドイメージを守りつつ現地展開の深度に応じてローカライズを進め、配信インフラについては、配信障害を丁寧に処理しながら日本での統合管理を目指し資源の効率化を図っています。また、現在「.jcb」からなるトップレベルドメインを申請中であり、真のグローバルブランドとして、発信力を強化すべくピッチを上げて取り組んでいます。(2014年6月現在)

導入されたCDNサービス -チャイナ・アクセラレーション(CHINA)

今回導入されたKDDIグローバルコンテンツアクセラレーター「チャイナ・アクセラレーション」は、中国国内の25か所以上に分散して配置された配信拠点から高速で安定したコンテンツ配信を実現するサービスです。中国の特殊なネットワーク事情に合わせてデザイン・設計されており、中国ユーザに高速で安定したウェブ体験を提供します。中国に自社法人及び配信インフラを保有し、中国全土でビジネスを展開するIDCライセンスを持つ、唯一のグローバルCDNサービス企業として、中国向け配信をトータルでサポートしています。

サービスの詳細については、チャイナ・アクセラレーション(CHINA)の説明ページをご参照ください。

*KDDIグローバルコンテンツアクセラレーターとは
CDNetworksとKDDIが共同で提供する「KDDI グローバルコンテンツアクセラレーター」は、CDNetworksのネットワークを活用して提供するコンテンツ配信サービスです。世界30か国、80都市以上に配置されたエッジサーバより、効率的かつ安定的なコンテンツ配信を実現します。