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2016/07/15

海外向けウェブサイトの表示が遅くなる理由

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海外向けウェブサイトが遅くなる理由

 

日本にウェブサーバを置いたウェブサイトやコンテンツは、海外から表示させようとすると非常に時間がかかります。時間がかかりすぎて途切れて(タイムアウト)しまう場合や、数十秒経ってやっと表示されるという場合もあります。日本国内ではネットワーク環境が非常に高いレベルで整備されているため、ウェブサイトを閲覧する際に「遅い」と感じることはほとんどありません。しかし、国内にいながら海外のウェブサイトを閲覧しようとして、表示スピードの遅さに驚いた、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

では海外向けウェブサイトはなぜ「遅くなる」のでしょうか?これには、現地のインターネット環境も大きく影響しますが、「ミドルマイル」と呼ばれるインターネットの混雑区間が影響しています。本記事ではこのミドルマイルについてご説明しながら、海外向けウェブサイトの表示スピードが遅くなる理由について考えます。

 

インターネットの混雑区間「ミドルマイル」とは

ミドルマイルを説明するには、ファーストマイルとラストマイルを先に説明する必要があります。
ファーストマイルとは、ウェブコンテンツが置いてあるオリジンサーバ(ウェブサーバ)から、最初のIX(インターネットエクスチェンジ、ISPやIDC同士の相互接続ポイント)までの区間を指します。ファーストマイルを変更するにはオリジンの場所を変更するしかなく、一般にこの区間の通信を高速化するのは難しいとされています。
次にラストマイルとは、エンドユーザに最も近いIXとエンドユーザとの間の区間を指します。ウェブサイトへアクセスするエンドユーザが増えるほど、その端末のある場所や接続するネットワーク回線は多様になります。ラストマイルをコントロールすることはほぼ不可能といえるでしょう。
ミドルマイルはどうでしょうか。ミドルマイルは、オリジンに最も近い最初のIXからエンドユーザに最も近い最後のIXの間の区間を指します。距離が長い、回線が細い、必ずしも最短距離を通らない、中間地点が多いうえに混雑も発生しやすいといった特徴があります。どれもウェブパフォーマンスを低下させる要因といえます。

 

 

CDNetworks独自のミドルマイル高速化技術

CDNetworks独自のミドルマイル高速化技術は、コネクションプーリング、キープアライブ、ウィンドウサイズ調整、リカバリ高速化、圧縮などによってTCPやHTTP/HTTPSを最適化します。パケットロスや再転送による配信遅延が最小化され、RT数が削減されます。これにより、ネットワーク通信速度のボトルネックとなるミドルマイル間の通信高速化を実現しています。
最後に、CDNetworksのミドルマイル最適化による実際の表示スピード改善例を見てみましょう。

 

ミドルマイル最適化によるウェブページの表示スピード改善

 

 

上記は、アトランタにオリジンサーバ(ウェブサーバ)を置き、シドニーのエンドユーザへ、25個のオブジェクトを含む70Kのウェブページを表示し、かかった時間を表しています。
先に説明したとおり、ファーストマイルとラストマイルを高速化することはできません。しかし、ミドルマイルの最適化によりラウンドトリップ数が10回から5回へ、ラウンドトリップタイムが250msから200msへ縮小されたため、全体では表示時間は2.95秒から1.45秒へ大幅に改善されました。

 

CDNetworksのCDNは、こうしたミドルマイルの高速化により海外向けウェブサイトの高速化だけでなくキャッシュできない動的コンテンツの配信も高速化することができます。これにより、ユーザ体験は格段に向上するものと考えられます。
ミドルマイル高速化技術を利用したCDNサービス ダイナミック・ウェブ・アクセラレーションについては以下のページをご覧ください。

>>海外向けウェブサイトを高速化 ダイナミック・ウェブ・アクセラレーション

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