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2017/11/10

[第3回] いまさら聞けない「CDNとその活用方法」~高まる動画配信の需要

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第1回はCDNの仕組みとメリットについて触れました。

第2回はCDNを支える技術とCDNの適用例について解説しました。

第3回となる本稿ではインターネットにおける動画配信技術について説明します。

 

 

高まる動画配信の需要

 

通信回線の高速化、端末の高性能化にともない映像コンテンツを活用する機会が増えています。報道、娯楽、教育、広告、その用途は様々です。

かつては独自の規格で提供されていたストリーミングと呼ばれる動画配信技術にも変化が起きています。そしてその変化はCDNにも影響を及ぼしています。

 

 

ストリーミングの種類

 

ストリーミングと呼ばれる動画配信には大きく分けてVODとライブストリーミングの2つの配信方法があります。

どちらを利用するかは動画配信の目的、ターゲットとなる視聴者を考慮して決定します。

 

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■VOD(ビデオ・オン・デマンド)

動画ファイルを用意する配信方法で視聴者はいつでも好きなコンテンツを観たり聴いたりすることができます。

映画や楽曲のインターネット配信によく利用されます。

 

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■ライブストリーミング

生放送タイプの配信方法で視聴者は配信されている映像をリアルタイムで視聴することができます。

コンサートやイベントの現場放送などリアルタイム性を重視するインターネット配信に適しています。

 

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動画配信技術

 

インターネットにおける動画配信は主に以下の3つの技術が利用されます。

利用する際は配信元ウェブサーバだけでなく、視聴端末側も対応していないと動画再生できない点に注意が必要です。

 

 

■プログレッシブダウンロード

動画ファイルをダウンロードしながら再生する配信技術です。

通常はHTTP/HTTPSプロトコルが利用され、多くのHTTPサーバ(ウェブサーバ)がこの技術に対応しています。

パソコン、スマートフォンに加えフィーチャーフォン(ガラケー)でも視聴可能です。

手軽に導入できる上に視聴端末を選ばないという大きなメリットがあります。

 

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しかし動作的にはHTTPサーバから動画ファイルをHTTPダウンロードしているだけなのでコンテンツ保護の面で問題視されることがあります。環境によってはシークができないことや途中で再生を止めた場合でも動画の最後までダウンロードしてしまい無駄なトラフィックが発生する問題もあります。

ライブストリーミングには対応していないため生放送タイプの動画配信には利用できません。

 

 

■ストリーミング

ストリーミング専用プロトコルを利用する配信技術です。

配信にはストリーミングサーバが必要で、有名なものとしてはRTSPプロトコルを利用するWMS(Windows Media Service)、RTMPプロトコルを利用するAMS/FMS(Adobe Media Server/Flash Media Server)があります。どちらかというとパソコン向けの配信技術で専用プレイヤーまたはウェブブラウザのプラグインが必要になります。転送速度はコンテンツのビットレートによって決まり、再生を停止すると映像データの転送が中断されるので無駄なトラフィックが発生しません。再生開始直後からどの部分にもシークが可能なので映画など尺の長い動画配信にも向いています。

ライブストリーミングに対応しており、後述するHTTPストリーミングと比べると実際の映像と配信される映像の時間差(遅延)が小さいという特徴があります。

 

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ストリーミング専用プロトコルであることや利用する通信ポートが特殊なため、セキュリティの厳しいネットワーク環境で視聴した場合は再生できないことがあります。

また、スマートフォンは標準対応していないので後述するHTTPストリーミングへの移行が進められています。

 

 

■HTTPストリーミング

映像データを細かく分割してHTTPで配信する技術です。

ライブストリーミングにはHTTPストリーミングに対応したサーバが必要です。

VODの場合はあらかじめHTTPストリーミング形式のファイルに変換してHTTPサーバで配信する方法とmp4などの動画ファイルをHTTPストリーミングサーバで自動的に変換する方法の2種類があります。

 

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パソコンだけでなくスマートフォンに対応していること、HTTPを利用するため通信遮断されづらいなどのメリットがあります。

また視聴環境にあわせて映像品質を変えるマルチビットレート配信にも対応しています。視聴端末が高速な通信の場合は高画質な映像データを、低速な通信の場合には画質を抑えたサイズの小さい映像データをリアルタイムで自動的に切り替えて配信することができます。

 

 

 

進むHTTPストリーミングへの移行

 

スマートフォンの普及により「どこでも」、「どの端末でも」、「最適な」動画配信技術が求められるようになりました。汎用性の高いHTTPの利用、モバイル端末への対応、マルチビットレート配信といった特徴を持つHTTPストリーミングはその要望の多くに応えられる技術です。そのため大手の動画配信サイトを中心にHTTPストリーミングへの移行は着実に進んでいます。

 

CDNetworksが利用するキャッシュ技術はHTTPストリーミングと高い親和性を持っています。

 

今後も増え続ける視聴者に快適な視聴環境を提供し、一度に大勢の視聴者が集まるライブストリーミングに対応できるCDNetworksの動画配信CDN「メディア・アクセラレーション」は、お客様の動画配信に対して大きな力となるでしょう。

 

 

CDNetworksのCDNサービス

 

CDNetworksは日本国内はもとより、グローバルにCDNの配信プラットフォームを展開しており、お客様はそれらをいつでも手軽に利用して、世界中のユーザへ動画を高速かつ安定して配信することができます。

 

また、CDNetworksでは、動画コンテンツを管理するためのオンライン・ビデオ・プラットフォーム(OVP)も併せて提供しており、お客様の動画活用をワンストップでサポートしています。技術的なことに明るくない方も安心してCDNをご利用いただけるよう十分なヒアリングを行い、最適なサービスを提案いたします。

 

CDNetwokrsの動画配信サービスをご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

 

>> 動画のCDN配信「メディア・アクセラレーション」はこちら

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