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2019/09/03

【イベントレポート:その1】日経XTECH主催:ITインフラSummit 2019 夏 講演ダイジェスト

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本記事は、2019年7月30日に開催された「ITインフラSummit 夏/ネットワーク最適化Forum」の開催レポートを全2回にわたってお届けします。

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当日は、猛暑日にもかかわらず、会場に足をお運びいただきました皆様には厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

 

講演では、グローバルなWebサイトの高速化を専門としてきたCDNetworksのクラウド型WANアクセラレータについてご紹介するとともに、今後新たに提供するSD-WANサービスとの合わせ技活用による相乗効果などについてご紹介しました。本稿では、ダイジェスト版として内容を解説いたします。

 

なお、記事の末尾には、講演資料のダウンロードリンクを設置しています。あわせてご利用ください。

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<CDNetworks講演>
「CDN事業者がネットワークサービスに参入する理由
  ~クラウド型WANアクセラレータとSD-WANのシナジー」

 

 

はじめに

 

CDNetworksの提供するCDN:コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(Content Delivery Networkの略)は、世界中に張り巡らされたCDNプラットフォームを利用して、Webを配信する仕組みです。

CDNには以下の2つの種類:キャッシュ配信とアプリケーション高速化があります。

 

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近年、サービスのクラウド化による課金体制の問題や、DDoS攻撃対策が増加している背景もあり、CDN市場は右肩上がりで拡大しています。

 

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しかし、各社競争が激化しているため、価格は下落するいっぽうです。
そこで、次なる新商材の販売に各社取り組んでいます。

 

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もともと、Web高速化サービスを提供

 

CDNetworksはもともと、Web高速化サービスを提供しているCDN事業者です。

これはWeb高速化サービスの仕組みの概要図です。

 

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まず、キャッシュ配信では、世界各国に分散配備された多数のCDNサーバ(エッジ)にWebサーバ(オリジン)からコンテンツをキャッシュ(コピー)し、ユーザ最寄りのエッジからコンテンツを配信することで高速化を実現します。さらに、アプリケーション高速化では、通常のキャッシュ配信では対応できない、動的コンテンツ(ユーザリクエストに応じた検索、予約、支払い、マイページなど)の高速化にも対応しています。

では、どのような仕組みで高速化をしているのでしょうか?詳細を見てみましょう。

 

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通常のTCP通信は毎回到着確認を行うため、ネットワーク上の距離が長いと、ACKの回答待ち時間がかかり、どうしても遅くなってしまいます。

一方、Web高速化サービスは、到着確認を毎回行わず、まとめてデータを送ったり、一度使い始めたTCPコネクションを再利用し、複数のHTTPリクエストを実行したりするなどの仕組みで、PoP間の通信を高速化しています。

パケットレベルでの通信では、TCPヘッダにあるウィンドウサイズ情報を利用します。

 

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例えば、3900バイトのデータを送る場合は、パケット容量により1回1300バイトのデータを3回に分けて送信すると、それぞれACKを待っている時間分、通信速度はそれだけ遅くなってしまいますが、一度に送信できるデータ量を相手側のホストに伝えるとACKを待たずに通信できるので、さらにウィンドウサイズを増やし、高速化ができるという仕組みです。

また、パケットロスが生じても、ロスした分だけすぐに再送するなどの機能も備えているため、安定的に高速化が可能です。

 

 

クラウド型WANアクセラレータの登場

 

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昨年リリースされたCDNetworksのクラウド型のWANアクセラレータサービスは、グローバルで保有する拠点のうち最寄りのPoPを経由し、さまざまな通信を高速化するサービスです。
目黒から大阪までの移動を例に挙げると、目黒駅から品川駅のPoPまで在来線の山手線(ネット回線)を利用し、新大阪のPoPまで新幹線(高速通信区間)、大阪駅までは再び在来線に乗り換えると言うと、イメージが伝わるかと思います。

 

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CDNetworksのクラウド型WANアクセラレータサービスはオンプレミスの装置は不要で、PoPに接続するだけでよいため、コスト削減をはじめ、導入負荷の軽減など、さまざまなメリットがあります。

 

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TCP/IP上のあらゆる通信に対応させるための追加技術として、ルーティングの最適化機能を取り入れています。
これは、WEBサイト閲覧者を最寄りの弊社PoPにアクセスさせる技術の応用で、最も遅延の少ない最速のPoP経路をリアルタイムで分析し、最適なルートを検出する機能です。

 

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また、PoP間ではさらなる高速化のために、独自のプロトコルチューニング機能を備えています。
UDPは到着確認不要のため通信は速くなりますが、パケットロスが起きてしまう懸念があります。
そこで、TCPとUDPの“いいとこ取り”で、独自のプロトコルカプセリングを行い、高速化と信頼性を両立しています。

 

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クラウド型では、世界各地に分散しているため、最寄りのPoP拠点に接続するために、CDN利用時のDNS CNAME解決を利用して、最寄りのPoP IPを回答し、接続させていきます。
つまり、オンプレミス装置の設置で生じる地理的な利用制約を受けることはなく、さらに端末にインストールや変更を加えることもなく、世界中のどこからでも簡単に利用できるのが、当社のクラウド型WANアクセラレータの大きなメリットです。

 

≫≫≫  第1回はここまで、第2回に続く・・・

 

 

CDNetworksのクラウド型WANアクセラレータ

 

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ハイスピード・データ・トランスミッション(HDT)は、WANの高速化をクラウドで実現します。

TCP/UDPプロトコルベースの企業が利用するアプリケーションなど、長距離区間(海外区間)における通信高速化を実現するクラウド型WANアクセラレータで、VPNなど様々な通信の高速化において優れたパフォーマンスを発揮するサービスです。

 

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