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セミ/SEMI

URLhttp://www.semi.org/en/

  • 設立1970年
  • 本社サンノゼ、カルフォルニア
  • 業種業界団体
  • 導入サービス
  • 配信エリア
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お客様の声

「CDNetworksのサポートなしに、私たちは中国サイトをDrupal環境下に取り込むことはできなかったでしょう。これまで中国サイトは独立した環境で運用する必要があり、不要なコストがかかるうえ運用が複雑になってしまっていました」

SEMIグローバルIT運用およびテクニカルサービス担当ディレクター Shawn Gordon氏

SEMIは1970年に設立された、マイクロ・エレクトロニクスやナノ・エレクトロニクス製品のサプライチェーンに属する企業からなる国際的な業界団体です。現在、これらの業界では毎年総計500億ドル近い収益を上げています。業界関係者のための情報センターとして、SEMI.orgは立ち上げの当初から知名度を獲得し、成長してきました。事実、SEMI.orgは26のウェブサイトを通じて、世界中の主要なエレクトロニクス製品の製造地域において市場の成長や、業界団体としての問題提唱を先導しています。SEMIの管理するウェブサイトの月間ページビューは、産業の発展やSEMI自身の新たな取り組みのタイミングなどにより、400万~700万で変動しています。

多くの他の業界団体と同様、エレクトロニクス業界でも、近年の世界的な経済の減速にともなう大きな試練に直面していました。SEMI は市場の動向から、近い将来より大きな試練に見舞われることを予測し、加盟企業へのサービスを拡大させながらも、よりコスト効率の高い方法を模索していました。

挑戦と課題

SEMIは過去3年間に渡り、ウェブサイトのインフラに関して複数課題を抱えていました。まず何よりも先に、IT予算の削減に伴ってIT要員を75%減らさなければなりませんでした。彼らには所有する複数のシステムを運用し、26の多言語に対応したウェブサイトを経由して情報を配信するという役割があります。SEMIのIT部門の管理者は、ITインフラを簡素化し、世界中で優れたユーザーエクスペリエンスを提供する方法を見つけなければなりませんでした。

二つ目の課題は中国サイトに関するものでした。業界において、経済的に急成長を遂げる中国は重要な地位を築きつつありました。SEMIは中国サイトの信頼性とパフォーマンスを改善しなければ主要なターゲット市場を失ってしまうリスクを抱えていました。それまでは中国の地元のホスティング・プロバイダを採用していましたが、残念ながら彼らはウェブパフォーマンス改善に関してほとんど知識がありませんでした。さらに中国サイトのホスティングは、いわゆる中国の検閲システム「グレート・ファイアウォール」の外である香港に置かれていた上に、その驚くほど高額な運用コストにも苦しめられていました。

第三の課題はコスト削減の必要性でした。SEMIはウェブコンテンツの管理システム(CMS)を所有していた従来のシステムから、オープンソースの著名なCMSアプリケーションであるDrupalに移行する計画を立てていました。DrupalはSEMIの運用する26のウェブサイトのバックエンドとして導入され、パブリッククラウドを基盤上で運用される予定でした。SEMIのIT管理者たちは、世界の製造業のサプライチェーンにおいて重要な地域である中国やインドなどで、米国やヨーロッパ諸国と比較してパブリッククラウドのパフォーマンスが遅くなることを知っており、その改善のために配信インフラとしてCDNを活用していました。ところがそのCDNサービスプロバイダは中国に現地法人を持っておらず、中国サイトをホスティングするために香港の高価なホスティング・プロバイダを利用していました。しかも、そのCDNサービスプロバイダは非常に柔軟性に乏しい課金方法を採用していたため、実際の使用量に見合わない、割高な料金を支払っていました。

世界規模での強力なクラウド・パフォーマンスの獲得、より効率的なコストの追求、また中国サイトの運用改善という複合的なニーズに加え、厳しい予算での運用を迫られたSEMIのIT管理者たちは悩みました。

「私たちは単一のCDNサービスプロバイダ、あるいはホスティング・プロバイダがこの問題を解決できるものか、判断がつきかねていました。仮にそうした会社があったとして、その会社は果たしてリーズナブルな価格でサービスを提供できるのか疑問でした」」とGordon氏は言います。

基本的な方針

SEMIはCDNサービスプロバイダを選定するにあたって、以下の条件を核としました。

・中国に現地法人を持ち、中国のインターネット規制について詳しい知識を有していること
・世界規模、特に業界のサプライチェーンにおいて重要な地域でCDNを提供していること
・動的なコンテンツやアプリケーションおよび静的なコンテンツの両方を高速化する能力を有していること
・将来的にSEMIのウェブサービスが発展しても、コストを抑えることのできる柔軟なサービスオプションを提供できること
・クラウドを通じて配信されるコンテンツやアプリケーションの高速化について経験を有していること

こうした条件に加えて、SEMIは何よりも、できるだけ問題の伴わない方法で、可能な限り迅速に、従来のCDNサービスプロバイダからの移行を完了したいと望んでいました。

選ばれた理由:中国に現地法人を持つ唯一のグローバルCDNサービスプロバイダ

Gordon氏のチームはすぐに選択肢を絞ることができました。動的なウェブアプリケーションを高速化する能力のあるCDNサービスプロバイダの中で、唯一CDNetworksだけが中国に現地法人を持ち、中国のインターネット規制に関する専門的な知識を有しており、またSEMIがターゲットとする他の地域にも配信プラットフォームを保有していました。

「彼らは、私たちの要求する地域へのリーチが可能なばかりでなく、すべての地域とそのサービス内容について、実にシンプルなプランを提供してくれたのです。これこそが、まさに私たちの求めていた運用の簡素化と価格の透明性そのものでした。」とGordon氏は満足気に話します。

CDNetworksへの移行によって、SEMIは当初設定した目標をすべて達成したばかりでなく、まったく予期していなかった利益も手にすることができました。

導入後の効果:インフラ整備の効率化

CDNetworksのCDN導入により、SEMIはホスティング・プロバイダを統一し、合理化することができました。そのホスティング・プロバイダとCDNetworksが協調することで、SEMIの26のウェブサイトを世界中へ高速に配信できるようになりました。さらに彼らはDrupalの運用について十分な専門知識を持っていたため、SEMIは安価で手軽にこれらの3段構成(ホスティング/CDN/Drupal)システムを構築することができました。

また、中国サイトをDrupal CMS環境下にまとめることによって、更なるコスト削減と簡素化がもたらされました。

「CDNetworksがいなければ、中国サイトをDrupal環境下にまとめることはできなかったでしょう。中国は未だに世界から隔絶され、ウェブ運用に不必要なコストと複雑さが絡んでいる国家です。」」とGordon氏は言います。

さらなる進展:中国サイトの配信環境を米国へ統合し運用効率化

CDNetworksに移行後、SEMIの中国サイトはダウンすることがなくなりました。また、中国サイトの配信環境を米国内に統合することにも成功しています。これは中国サイトの環境を米国内に統合することで、さらなる効率化が実現することに気づいたからでした。
「中国スタッフはこの処置を望んでいませんでしたが、CDNetworksは、これまで私たちのウェブパフォーマンスの妨げとなっていた根源をまさに取り除いてくれたのです」とGordon氏は、説明しています。

また、CDNetworksの中国におけるウェブコンテンツ規制に関する知識によって、予期しない利益がもたらされました。
「私たちは危うく大きな過ちを犯すところでした。CDNetworksのアドバイスによって、中国当局に不適切とみなされるコンテンツを事前に修正することができました。SEMIがまったく持ち得なかった、CDNetworksが中国で蓄積してきた重要な知識に助けられたのです」」とGordon氏は言います。

予期せぬ効果:さらなるコスト削減を達成

SEMIは、CDNetworksへの移行後、CDNを利用してより多くのコンテンツをより多くの地域へ配信できるようになったのに加え、コスト削減にも成功しています。まずCDNetworksは、サービスをカスタマイズすることによってSEMIの26のドメインを1つの請求書にまとめました。

「これはCDNetworksが値下げをしてくれたからではありません。彼らが柔軟性を持っており、すぐれた計測技術を用いて私たちのビジネスモデルと実際の使用量に基づいて適切な課金をしてくれたおかげでした。CDNetworksによって中国へのリーチ拡大が達成されたのみならず、トータルの請求額が以前よりも低価格に抑えられたのです。」と、Gordon氏は説明します。

また、前述のとおり、中国サイトの配信環境をその他の国々と統合できたことによって、SEMIはホスティングやアプリケーション開発、そしてウェブサイトの管理運用などの領域についてもさらなるコスト削減を実現することができました。

SEMIのITチームは、CDNetworksのCDN利用によって、よりコスト効率の高いウェブ運用が可能になりました。以前のCDNサービスプロバイダでは、ウェブサイトのトラフィック・レポートの詳細を得るために、一定のしきい値を満たさなければなりませんでした。しかしCDNetworksは、トラフィックおよびトラフィック・パターンに関して複数の観点からのレポートを提供しています。

「これは毎月の請求金額を検証し、将来の見通しを立ててウェブを運用するのに大変役立ちました。こうした可視性によって、今後どれだけ予算が必要か、あらかじめ予測ができるようになったのです」と、Gordon氏は言っています。

今後の展望:新しい展開をより低コスト

CDNetworksのCDN活用により、SEMIは今後数ヶ月から数年でより多くの地域へ、より多くのウェブアプリケーションやコンテンツを提供したいと考えています。

「私たちはスタッフが減ったにも関わらず、活気に満ちており、以前よりもできることが増えています。」とGordon氏。その一例がSEMIの貿易見本市のウェブサイトでのライブ配信です。また、既にフロアプランやブース割り当てなどの分野でウェブアプリケーションを活用しています。

「何をするのであれ、CDNetworksは世界中のどこへでも動的なアプリケーションを高速に届けてくれます」と、Gordon氏は締めくりました。

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